年中オフショア or イライラ!

先日の横浜シーバスゲームが雨で流れてしまい、23日以来12日間もの間、釣りに行ってない。そろそろ何に付けイライラするようになってきた。チョッと前ならさして面白い釣り物も無かったので、それなりに我慢ができたのだが、ここにきて解禁という言葉がよく目に付く、さらにベイ・エリアに至ってはバチ抜けがどーとか、こーとか・・・。やっとの思いで予定を立てれば雨は降るし、イライラするなと言う方がむちゃだな。
常に四季のありがたさは感じているのだが、こういう時ばかりは一年中常夏だったら、相模湾でいつでもシイラでもできるのに・・・なんて事も考えてしまいます。
しかし、四季の恩恵は意外なところにもある訳で、季節の移り変わりが無い所(まぁ、赤道付近ね)で生活してる方々は去年や、一昨年の出来事を何月の出来事というふうにしっかり覚えてないと記憶が混乱してしまうんですよ。例えば釣りでも、あの40kgのGTを釣ったのは一昨年のいつだったっけ?と、記憶を呼び戻す際に、キッカケが少ない訳よ、
日本の場合、簡単なところで、防寒着を着ていても寒かったから、あれは確か2月頃だよ。とか、肌寒かったけど、日中は暑くてTシャツになったから5月くらいじゃなかったかなぁ?とか、サクラがまだ散ってなかったから・・・・完全に散ってたから・・・雪が残ってたから・・・海で泳いだから・・等々
でも、一年中、満遍なく花は咲き乱れ、常にTシャツ、トドメに365日泳ぐ事が可能なロケーションではその時の出来事をどうやって記憶しておけば良いのだろう?
まぁ、その土地で昔から生活してる者はそれなりの微妙な変化や、それに追従するファクターでその術が身に付いてるのだろうが、もし我々がそんなロケーションで生活したなら最初の2年は全く記憶が無いの一緒だな・・・。

山女魚を食って、メバル喰って、ビールが美味くなりだし鮎を食って、スイカってたまに食うと美味いねぇ!なんて言って鱧を食ってる間にテレビのCMでは秋刀魚が煙を立てはじめ、あちこちの弁当屋にはカキフライ弁当のポスターが貼られ、鍋を喰いながら、年を取ると一年って早いなぁ・・・なんて愚痴るころには年が明けるんだよなぁ。

ミッジで春の始まりを感じて、バチ抜けまだか?お前は抜けたか、オイラはハゲだ!隙間を埋めるようにシーバスを楽しみ、モンカゲの乱舞を満喫してから缶ビールをごっそり持ってオフショアに出かけ、黒潮がどーだ、こーだ、カツオがやっと来た!シイラだらけだ・・・戻った、行った・・。くそ暑い時期に名残惜しくなってきた頃、鼻カンにアジを付けて泳がせて、美味い烏賊で一杯!ビールより焼酎が美味くなってきた頃、えーと、何処にしまったっけ?と、耳あてなんかを探してる。スーパーでは一匹100円で売ってるイナダをマシーンの如くシャクリ倒して筋肉痛。。。そんな痛みをこらえて赤い毛ばりを必死に巻いて、たった一日のチャンスはまさかの大雨・・・。やる事も無く、パンくず入った袋をもって川原を歩けばヘンな目で見られ。やはり、美味い物が喰いたいと、思い切って出かけたは良いけれど凍える船上でオイラのアサリはデカすぎる。。あきらめかけたところでまさかのキモパン大物ゲット!焼酎より熱燗が美味くなった頃、視力の落ちた事に気が付く・・・。

なんだかんだ言っても、四季もいいじゃない♪

それより、釣り知らん方には何の事だか??(笑)

イライラ!