テストの為に王禅寺

Coolman2005-11-16

夜勤を終えてから朝の通勤ラッシュを潜って王禅寺に行ってきた。

今度、とある止水管理釣り場で行われるフライによる数釣りの大会に参加しよと思ってる訳だが、参加するからには、それなりに考え、色々楽しもうと思ってる。
そんな訳で、ルールではマーカーの使用がOKなため、今回はプレザント・ストライカーなるマーカーを使ってみようと思って、数日前から試行錯誤を重ねて、やっと今日、形になった。見た目には、ただのウキをチョイと改良したようなもので、回りで見ている者には、それさえ使えば、誰でも簡単に釣果が上がると思われがちだが、まぁ、確かに事実そうである。
が、これが製作に結構神経を使う。微妙なウエイトコントロールと、使用するフライのウエイトを微妙に調整して、かなりシステマチックに使用してこそ、初めて効果がある訳で、ただ、気まぐれに浮きを付けてたとしても、それなら、通常のマーカーの方が、よっぽど使い易いだろう。


しかし、これには驚いた。


管釣の鱒たちは、こんなにもバイトしてきていたのか。という事である。
通常の釣では、感じられないアタリを取れる事で、改めて思った。

キャストして、マーカーが立ち、直後から、数分以内に必ず一度はアタリがある。
通常のスタイルの釣も行ったが、5倍〜10倍近くアタリがある。
このシステムがバイトを誘発してる部分も可能性としては、無きにしも非ずだが、通常のスタイルでも同じくらいのバイトはあると思う。
問題は、通常のスタイルでアングラーが感じられるアタリはどの程度の割合か?という事であり、このマーカーを使用する事により、通常のスタイルでは取れないアタリまで取れるという事実である。

それにしても、通常では解らなかっただけで、実際は、こんなに喰っていたんだ・・・。という事が衝撃であり、本当に驚いた。

しかし、素早くアワセを入れても数匹は飲み込んでしまっていて、これでもまだ出てこないアタリがあるのだな、という事と、フォール中のアタリを、更に明確に出せるシステムを考えられれば、完璧だな^^と、思った。


今回作成した物はまだまだ改良の余地がり、今後しばらくは楽しめそうである^^

しかし、このスタイルの釣においては、この度、製作するにあたり様々な情報をネットで検索してみたのだが、まぁ、色々出てきた・・・。

事、フライフィッシングにおいては、そのメソッドにおいて、様々な賛否両論が飛び交い、特にマーカーにおいては、らしくない、邪道、恥ずかしい、等と、否定的な意見も少なくない。
何故、個人が個人のスタイルで楽しんでる物に対し、他人がその事に意見するか?
その昔、フライフィッシングは敷居が高いと言われてのも、その辺りに起因するのかなぁ?

マーカーの使用は限られた条件下(水面下20cmをデットスローで長く流したいみたいな)では、必要な場合もあり、また、管釣では、のんびりとウキの動きを楽しむのも一つの形だなぁ。と、個人的には思うんだけとね^^

最初にそれを覚えた場合、それだけになってしまうから避けた方が良い。という意見も良く聞くが、それだけで本人が一生楽しめるのであれば、そんな幸せな事は無いだろう(笑)

しかし、今回は、こんなにも管理釣り場の鱒たちはフライをくわえていたのか・・・。という、ある意味衝撃的な事実を教えてもらえてたのも、このプレザント・ストライカーの使用なくしては、解らなかったことであり、この事実を認識してからは、更に通常の釣においても、今後、役に立つ事だと思う。

何事も経験なんだな。。

コレを使ってると、どんどん腰が低くなってくる。
へらって、座ってやるけど、疲れるからだけじゃないんだよね、きっと(笑)