Fishing スタート

Coolman2005-07-14

7時起床

支度を済ませ、朝食を採りに昨夜行ったレストランに行く

此方では、朝食は外食がスタンダードなスタイルらしく、店は仕事前の現地人で賑わっていた。

メニューは、2種類だけで、暖かいソバか、焼きソバだけ。

オイラは暖かいソバを注文したが、日本のラーメンにかなり近いが、スープに味は殆ど無く、
具材は青菜、ワンタン、揚げワンタン、チャーシューの細切れ、量はお子様用程度の物。
けして美味くは無かったが、しっかり熱く普通に喰えるレベルだった。
その他、日本で言う、肉まん、あんまん、があった。オイラは肉まんを喰ったが、
此方は、手作り風で結構美味かった。
現地人の殆どは、焼きそばを喰っていた。


その後、車で港に向かい、5分ほど到着。

汚い小さい港で、とにかく臭かった。魚民たちがハンモックで寝ていた。

ボートが迎えに来て乗り込みポイントに向かう訳だが、この船の設計は完全に餌釣り
のためのものだった。まだ本格的にルアーでのゲームが行われてないようで、
ガイドたちの対応も、ルアー釣りに関しては、あまり好意的ではない様子であり、
ガイドの1人は、ルアーでも釣れるが、可能性は1%程度だと言われた。

後で、その事を思い知らされる訳だが、オイラの印象としては、現地のガイドがこの
ルアーでのスタイルをしっかりと理解し、それなりに取り組めば、その限りではない。
まだまだ、彼らの協力体制が完全ではないのがルアーでの釣果上がらない最大の原因であろう。

『何も、そんな物で釣らなくても、餌でやればこんなに釣れるのに・・・』


ルアーや、フライで釣る意味、そのゲームとしての意味を彼らが理解するまでには、
まだ多少の時間が必要そうだ・・・。


ただ、餌でやれば、かなり釣れるのも事実だった。


セイルのポイントに行く前に、サビキで餌用のアジを釣る。
サビキを落として、数回振るだけで、魚は鈴なりに付いてきた。


その後、セイルのポイントに向かった。 港を出てから、約一時間程でポイントに到着
海底には、ほぼ地形に変化は無く広大なサンドフラットで、20m前後、そこに、100m間程で、
パヤオが続く、そのパヤオづたいに入ってくるセイルを、ライブベイトのふかせで
待ち伏せて、釣るというスタイルである。
ルアーの場合は、延々と、ココに留めたボートの上からキャスティングさせられる訳だが、
とにかく、辛い作業であり、体が持たない・・・。
いい加減、時間も経過し、退屈になった頃、遠くでセイルがジャンプする。
ガイドに伝えても、けして追いかけることはしない・・・。

彼らが言うには、追いかけたところで、奴らの方が全然早いから、無駄だ。との事・・。

という訳で、船の上から、キャスティングマシーンの様に、延々とキャストを続け、船の
近所をセイルが偶然通過するのをひたすら待つというスタイルであり、これなら1%も
可能性があるほうが不思議なくらいだった。

しかし、1日に数回はそんな偶然が訪れる訳だが、ここのセイルはルアーに興味を示すものの、
絶対にその場にステイはしてくれない・・・。振り向いて、直ぐに行ってしまう・・。


何とも、厳しい状態で、通過するワンチャンスを確実に物にしなとバイトは取れない。
しかも、それで万が一バイトしても奴らの口にフッキング出来る確立の低さは前回で思い知っているだけに、
今回のこの釣りの難易度の高さを改めて認識させられた。


ましてや、フライでなんて・・・。