PALAUの海


ここはパラオ諸島でほぼ最南端の島、ぺリリュー島の最南端の岬付近から撮影した海の絵
ぺリリュー島は第2次世界大戦でも特に激戦区だったロケーションらしい。当時の爪跡が随所に残り、その過酷さを今でも容易に感じ取れる。Tシャツ1枚でも暑く過酷なこの地で、重装備で命を掛けて戦った過去の人たちには、この綺麗な海もどのように写ったのだろう・・。
このビーチは、別名オレンジ・ビーチと呼ばれてるらしいが、その昔、戦死したたくさんの兵隊の血でこのビーチがオレンジ色に染まった事からそう名付けたれたらしい。
記憶に新しいのは、かの有名な監督のノルマンディー上陸作戦を描いた映画の冒頭のシーンの血で染まった海岸だが、正にあのような光景だったのだろうか?
レジャーとしてこの地に赴いたオイラにとって、ただ綺麗に写るこの海も、僅か60数年前に自らの意思とは裏腹にこの地に訪れて無念の中、果てて行った大和魂の目にこの海はどう写ったのだろうか?
今も莫大な公費でこの地に眠る遺骨の収集作業が行われてるらしいが、予算に見合う結果が出ているのかはオイラには解らない・・・。



オイラ個人の釣果はお粗末でしたが、先日のパラオ釣行の詳細はこちらにUPしました。
http://coolman.jp/2006-04-18~22-palau-1day.html