メタル・レッド

Coolman2006-01-30

さて、完全放置と決めてやろう!と思ったのだが、やはり、意識して見ないように心がけていても、設置場所はリビングだし、常に視界に入るし、なかなかそうは行かない物である。
しかし、昨日はチョイと出かけていたので、日頃よりは干渉(鑑賞)せずにいられただろう。その効果があったか否か?は不明であるが、結論から言うと、喰った。

喰ったよ!

嬉しかったよ。

此処に記さなくても忘れないと思うが、とにかく喰ったよ。

状況は、釣りから帰宅して、釣果を食し楽しんでいた。時間にして、AM4:00頃だったか?そろそろ寝ようかな?と思ったが、その時点で部屋の明かりを少し暗くして、チョイと離れたところで、横目でチラチラと、奴に悟られないように観察してみた。薄暗くしてから10分程度で、奴は、少し動き始めた。表層面をユラユラと泳いでいる。タイミングを見計らって、常に奴の背後になるような角度で水槽に近づいた。直ぐに低くしゃがんで息を殺した。真横の向こう側に置いてある1200のタンクに奴の姿が映っていて、ハッキリとは解らないが、どっちを向いて泳いでいるのか?くらいは確認できる。行動パターンは、向こうと、こっち側をゆっくりと行ったり着たりという感じ。要するに、タンク内を長い辺の距離150cmを、行ったり着たりという感じ、オイラの位置は、60X60の面の下部にしゃがんで、横の120タンクに写っている奴を観察している。

こっち側に向かって奴が泳いでくる。ターンして向こうを向いてタンクの中央辺りを通過した時、ゆっくりと、既にピンセットで掴んでいたミルワームを通過したばかりのタンク中央のフタの穴から、そーっと、置くように水面に浮かせた。

沈むな!

と、祈る気持で再びしゃがんだ、”北の国から”の純君ではないが、そーとう、『ドキドキしていた・・』

数秒たって、イレギュラーなポップ音がした。チョイと顔を高い位置にしてタンク内を下から見上げるように覗くと、奴が咀嚼している!
やったー!くったー!
今度は、しばらくそこに立ったまま、見ていた。すると、奴は少々興奮した感じで動きがピーキーだ、今がチャンスか?フィーディング・モード スイッチONか?
あわてて、次のワームを奴の視界内に投下、だがこの時、奴は急に向きを変え、ワームは視界外、しかも、沈下し始めた・・・。マイッタ!釣りで言うと、あまりの興奮にキャストの際、ベールを起こし忘れてた心境。FFで行くと、ライズリングに向かって、完璧なキャスト&プレゼンテーションが決まった瞬間、5m横で『バシャ!』って感じだな・・・。

しかし、次の瞬間、また向きを変えた奴は、ワームの存在に気付き、斜め下に突っ込むようにバイトした。

結果、2匹のワームを喰ったのだが、もう一匹!と思ったが、ハングリー状態を保たせた方が良いか?とも思い、この場は止めといた。

あまりの嬉しさに、寝てるかみさんに、『おい!喰ったよ!喰ったよ!』と、報告に行ったが、ひどく、叱られた。(AM4:30だもんな・・・)


その後、夕方に、今度はいつも場所でじーっとしている奴の目の上でピンセットで掴んだワームをチラつかせた。一瞬、パッと、ワームを見たような気がした。
意識を確認しようと思って、少し離れた位置でワームをプルプル降ってみた。
しかし、この時、ワームを誤って落としてしまった。すると、フタの上に落ちたワームに間髪入れずバイトしてきた!奴は内側から、鼻先かおでこ?かは解らなかったが、けっこうな勢いでぶつけてた。慌てて、落ちたワームをピンセットで広い、今度は穴のそばでチラつかせた、すると、寄って来た。ポチャンと落とすと、しっかり喰ったよ^^同じ要領で、もう一匹与えて、今回も2匹で止めといた。
やはり、嬉しくて、嬉しくて、買い物に出かけていたかみさんの携帯に電話して『喰ったよ!また喰ったよ!2匹喰ったよ!』と伝えたが、
無言で切られた・・・。

でも、嬉しかったから、そのあと猫にエサやったんだけど、いつもより大盛りにしたやった♪

何も関係ないかのように、行儀良く横に並んでムシャムシャとエサを喰う3匹の猫の後ろ姿を見て、なんか幸せな気分だった。

昨日釣ったワカサギを、あまりに美味いので、ザリガニにも、CRSにも、ノーザンにもそれぞれに適当な大きさにして分けてやったが、猫が拒絶したのは悲しかったよ・・・。