山中湖

Coolman2006-01-08

トーナメントをやっていた頃は、シーズンになれば良く通った山中湖だが、かなり久し振りに訪れた。数年前には丁度、同じ頃にオープントーナメントに参加した記憶もあるが、今日の寒さは尋常ではなかった。富士五湖周遊道路の温度計は午前6:00頃でマイナス13度を示していた。
6:30頃、いつもの湖明荘に着くと湖畔は雪で真っ白、薄暗い湖面にはいつもと違った感じで湖畔の明かりが反射していた。


見事なまでの『全面凍結』であった。


ここ、山中湖が全面凍結したのは、実に20年ぶりのことであるらしい。

湖明荘のオヤジさんが、船で航路を作るために凍結した氷を割りながら沖に進むも、その氷の厚さに阻まれて、あえなく断念・・・。
仕方なく、新造された新艇内で、皆でお茶を飲み、今後の展開を相談した。
9:00頃までココに居たが、いずれにしてもこの場所では何もしようが無いという事で、一同、下道で都留まで戻り、鹿留に行く事となった。
標高差数百メートルで気温も体感温度もかなり異なり、鹿留は風さえなければ結構快適だったが、やっぱ寒かったよ・・・。
基本的にココでの釣りは全く考えてなかったので、其々にタックルも中途半端な持ち合わせしかなかったが、久し振りに集まった昔のバスプロ仲間と楽しい時間を過ごせた。
15:00時頃には、この場を後にしていつものスターランドに向かった。久し振りに集まった仲間たちだっただけに、話も盛り上がり酒の量もいつもの3倍くらいは消費したかな?

昔から強面の不精な輩がパパになり、小さな娘と風呂に入ってる姿は、あの頃から何も成長していないオイラにはとても眩しく見えた。


その昔、山中湖では冬になれば湖面の全面凍結は常で、ワカサギの氷穴釣りや、湖面スケートで賑わったそうだが、オイラの記憶には残っていない。折からの温暖化によるものなのだろうが、この景色こそ、本来の姿なのか?と、夜明け間近の湖岸で、逆光に写るスワンの影が、とても寒々しかった。