居酒屋早戸川

Coolman2005-10-23

紅葉には、もう少々かな?若干色付いてると言ったところだ。

さて、最近としては、久しぶりの早戸川に行ってきたが、今回も毎度のとおり、メインはBBQであり、カタコトのように、釣りをした訳だが、6時半から、さつま揚げをつまみに、生ビールを飲み始め、7時には、日本酒、8時には、寝てしまった・・・・。
昼前に起きて、少々釣りをやってみた^^
今回のタックルは、私が14歳の時に、お年玉で購入した物だ。
実に、25年前の物ながら、多少のガタはあるものの、現役である。
ただ、ラインが出たときにドラッグから、今までに、聞いた事の無い音を発していた。
ロッドは、やはり、少年の頃とにかく欲しかったが入手できなかった、コノロン。
これは、数年前に、状態の良い物を探して、オークションで入手した物だ。当時、この入手したコノロンに、そのミッチェル409を付けて、少年の頃に叶わなかった夢を、今、この時に・・・・。という感じで、ワクワクしながら、奥多摩フィッシング・センターに行った。
何故、奥多摩フィッシング・センターか?と言うと、当時、奥多摩フィッシング・センターで、アブ・ガルシア主催の、『少年少女ルアーフィッシング大会』という大会が、確か正月だったと記憶してるが、開催されていた。しかし、この大会に参加するには、ガルシアのロッド、或いは、ミッチェルのリールを使用する事が条件であり、当時、それを所有していない私には、参加資格が無かったのである。翌年こそ!と、父にねだったが、当然の如く、玉砕されたのだった。10歳、小学校3年生の時だった。

30歳を過ぎてから、少年の頃の想いを胸に、そのコノロンと、409で奥多摩フィッシング・センターの、あの大きな岩の前で、ブレットンを投げた時は涙の出る想いだったが、同時に、現在のタックルとの落差に、愕然とした事は記憶に新しい。


しかし、ある程度の管理釣り場であれば、最新のタックルで釣り上るのも楽しいが、今回のロケーションは・・・・。
という事で、バスをオールドタックルでやる面白さとは、少々違った、懐かしさを求めて、オールドタックルでやってみたわけよネ。

そしたら、50cm近い、ニジマスが掛かってくれたんだけど、リールの異音には少々恥ずかしかった(笑)

これで、ルアーがダーデェブルあたりだったら、完璧だったんだけど、持ち合わせがなく、
少々色が剥がれて、ボロボロのトビーは、全く相手にされなかった・・・。

このロッドとリールは、必ず棺おけまで持っていこうと思ってるが、その後に、ハンドメイドの"釣る為のロッド"と、ステラ1000Hに持ち替え、少々釣りを続行したが、なんか、振った瞬間、ホッとした気分だった・・・・。


改めて、コノロンと409に目を向け、少年の頃、こんな物を心底欲しがっていた自分が愛しく思えた。

しかし、当時としては、現在のステラとは違った意味で、外国製はステイタスであり、雲の上の存在だった事も確かであった。


ましてや、当時の生活環境下の10歳の少年の私には、夢以外の何物でもなかった。