SAGE Xi2 990-4 #9

ここの処、体調も優れず、釣にも出かけておらず、書く事が無いので、ちょこっとロッドの事を・・・・。

先日一本のロッドを手放した。セージのツーハンドロッドなんだが、パインレイクで遊ぶのに丁度良いなぁ〜と思って購入してから、数回使っただけだけど未練は無いな・・・。
同タイプの#8もあるので、コレがあればこいつは要らないかな?と言うのと、最近ではK-Bullteシリーズのツーハンドがお気に入りで、順次必要に応じてこちらにシフトして行こうと思っている。
勝手にインプレッションではないが、K-Bullteの私が気に入ってるところは、基本性能が目的に対し忠実である事。その他の使い方は、後の応用でどうにでもなるが、基本的には、この魚の、この釣りの為の一本という感じで、如何に実践から生まれてきたかという事が良く解る。国内の鮭釣りでも、阿寒湖のアメマスでも、『この道具で遊びたい』というセカンド的な遊び心もあれば、何を使用しようがそれが目的な訳だが、釣る、獲る、と言う事を一番の目的とした場合の私の結論であった。


当初SAGEは私の中で、とても実践的な釣るための道具というイメージを持っていたが、K-Bullteを使用してからは、やはり、遊び心を満たす側の存在ではないか?となってしまったな。

基本的に

『考えて、試して、結果を観る』

そして、また考えて、試して・・・。

そんな事が好きな訳で釣りが好きなんだな。

だから、バスのトーナメントは好きだった。
現在のロケーションの状況を良く考え、何処に居る?何を喰ってる?何を意識している?
自らの持つ知識と経験と経済力を総動員させて生態系の頂点を目指す訳だよね。

プロトーナメントなんて凄い緊張感で、5kgが当日の優勝ラインだとして、現在ライブウェルに4匹4kgのバスをキープしていて、残り時間25分。帰着ポイントまで200psのバスボートでブっ飛んで帰っても15分は掛かる。当日は渋く、その4kgだけでも十分に賞金圏内には届く、しかし、帰着に遅れた場合はペナルティーで賞金圏外。
どうしよう・・・・。
そんな時、8mディープのオダで『コツ』とアタリがあり、アワセと同時にしっかりと魚は乗った!
デカイ!1500gは確実にある。
使用ラインは酷使しきったフロロ3lb
気を抜けばオダに突っ込まれる。
強引なファイトに耐えるだけの信頼をラインにもてない。
2分以内に取り込んで帰着できれば優勝・・・・。

こんな時の緊張感は

スゴイんですよ!

昨日まで重ねてきた事が、今、正に結果となる瞬間なんです。
野宿までして、プラクティスしたことや、全てが報われる瞬間。

こんな時に、ロッドのしなり具合を楽しんでる余裕なんてない事は誰にも簡単に理解できると思います。



ある意味、FFにもこんなニュアンスの部分を求めてるのかもしれないなぁ?

FFの楽しみ方もたくさんある中で、対象魚を獲る事が一番の目的で、それを軸に全てを組み立てていくゲームも有りでしょ・・・。

同じ魚を同じ場所で釣る上で、ロッドを代えるだけで、世界観まで変わってくる、変えられるというFFは、素晴らしいですね。



でも、釣れなくても楽しい釣り。コレだけはまだ悟れない・・・・。

観てるだけで腹を満たしてくれる料理って無いものねぇ?

題名のロッドの名前なんだけど、内容とは全く関係なくなっちゃった・・・。
とりあえず、日記なんで、今日コレを買ったという事を書くつもりだったが・・・・。
選択の理由なんだけど、シーバスの為に、買った訳よ。ボーンも行く予定は無いけど、視野に入れて考えて、
その場合、外国での使用になる訳だけど、このロッドは世界中何処で壊しても保障されるのよね^^それも生涯に渡って。
あと、不要になった時に、ある程度の価格で転売できるのよ。
今回手放したロッドのように。

悲しいかな、セージの一番評価できる2つの要素だな。

ストリッピンガイドは、なんとかなならないものか?
あんなに高いんだから・・・。

ねぇ?

でも、使ってて気持ちイイのよ^^

ある意味オイラにとって、あっち側の最候補ロッドだ^^